筋肉に喝を入れる!

筋肉

当院の大人気コース「整体 + パーソナルトレーニング」について、トレーニングって「どんなことするのですか?」という質問を多くいただきます。よって今日は実際に行っているトレーニングについてのお話です。

「整体 + パーソナルトレーニング」のクライアントをカテゴリー分けすると大きく3つの群に分けられます。

1つは出産〜育児期に変化してしまった体型と、様々な体の機能性を高めていこうとしてトレーニングをしている。あるいは仕事や生活でもっと高いパフォーマンスを獲得したいけど、ジム通いよりもっと効率よく体を作り上げたいという人たちの群。

2つ目は慢性的、あるいは定期的に腰を痛めたり、首を痛めたり、膝の痛みが取れなかったりして通院している人が、根本的に治るために筋力が必要と感じている。あるいはあまり体力がなく、運動歴も無いけど体をゼロから作り上げたいという人たちの群。

そして3つ目が後期高齢者が転倒防止の為や、生活体力を高めて行きたい、ロコモティブ予防のために行う。あるいは生活習慣病があり医師から運動指導を言われているけど自分一人ではできないと通う人たちの群。

その中で主力になりつつあり、また僕が最も将来的に飛躍的な需要が伸びるだろうなと感じているのが、3つ目の後期高齢者を含む45歳以上の人たちの群です。現に10〜20年という長きにわたり整体に通ってきてくださっているクライアントさんが産後ママたちがガチトレしている姿を見て「私もやりたい!」って始める人が実に多いです。

高齢者の運動というと公園でのラジオ体操とか太極拳、またはカーブスや体育施設でのリズム運動みたいなグループレッスンを思い浮かべる方が多いのでは無いかと思うのですが、中には人と一緒に運動なんかできないと考えている人もいるのです。特にご自分で事業を起こした経営者の男性などその際たるもの。そういう方が運動前後に体のケアを行ってトレーニングができる。しかも体調がすこぶる良くなるとどうなると思いますか?皆さん脇目も振らずに通い続けてくれています。ご本人曰く、生活の中での優先順位がかなり高く位置して、トレーニング中心に生活していると。ある程度の時間があって経済的余裕があればあとは健康!と思うのはしごく普通の感覚です。

ある程度年齢がいくと最も注意しなければいけないことが「転倒防止」です。そのためのバランストレーニングからはじまり、もし転倒したとしても自分の体が支えられるだけの腕の筋肉の強化運動、気がつくと一本の棒のように硬くなっていく背骨の柔軟性の回復運動、どんどんなくなっていく関節の可動域を広げる運動、そして下半身の筋力の強化運動など、やることは本当に多く、また多岐に渡り体のテコ入れが必要です。

またカテゴリー1の30〜40代でバリバリにお仕事忙しい方も寸予を惜しんでトレーニングにいらっしゃる方がいます。体力ないと仕事できないし、体弱るとメンタル落ちますから、筋肉にバルクを効かせて高回転で毎日を乗り切るっていうのは理にかなってますね。

実際にトレーニングを始めると体感できますが、体の調子が良くなると同時にメンタルが絶好調に変化していきます。これはトレーニングに伴い脳内ホルモンの分泌、特にドーパミンやアドレナリンなどが大量に放出されることで達成感を始め自己肯定感が高まったり、強い意欲が生まれたりするのでほんとに別人のように毎日を過ごすことができます。

かくいう僕もこの感じかな。筋肉弱るとあまりというか全然いいことないですよ。まぁ一度身体全身を鍛えてみると落ちてしまう自分がよくわかると思いますから、ぜひぜひ最高の自分を味わってみてください。

カテゴリー2の頭痛や疾病予防、あるいは治癒に向けたトレーニングも重要です。急性にには安静が必要ですが、慢性に移行する時期より体は正しく、しっかりと動かさないとよくはなりません。ただ、闇雲に動かせば悪化してしまうし、間違った動きをすればまた壊れます。しかしその人の体似合った必要な運動を行うと体はきちんと答えてくれます。

 

ということで今日のブログのまとめです。

 

『元気溌剌に毎日を楽しく過ごしたかったら筋肉を充実させなさい!』

 

以上です。

 

次の筋肉ブログもお楽しみに!

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