スリーピングマッスルを覚醒せよ!

筋肉

同じ体操や同じ仕事をしていても、人によって使っている筋肉が異なるって知っていますか?得意な動きがあれば苦手な動きも人によりけりです。

今日はあなたの体の中で眠っている資産、スリーピングマッスルについてのお話です。

人にはちょうどホルスタインの模様のように、使っている筋肉と使っていない筋肉があります。

この使っていない黒い部分の筋肉を「スリーピングマッスル」と呼びます。

このスリーピングマッスルは人により様々で、たとえば筋トレの「ベンチプレス」というベンチに寝て重りを上下させる単純な運動でも、ある人は腕を中心に動作を繰り返し、ある人は胸の筋肉を中心に動き、またある人は肩や背中を中心に動かす、みたいな感じです。

よって同じ運動を行っているのですが、当然、学習というステップが入らないと、仕上がる体のフォルムは各人により差が出てきます。

この重りの上下運動という単純な動作でも使う筋肉に差が出るのですから、普段私たちが日常生活で何食わぬ顔で行っているもっと複雑な、歩いたり、買い物袋を持ったり、家事を行ったり、掃除をしたりするいくつもの筋肉を連動させる動作では、使う筋肉と使わない筋肉、黒い筋肉と白い筋肉の模様ははっきりと区分けされていて当然です。

ですが使えていない黒い部分のスリーピングマッスルが多いということはとても運動効率がよろしくないことを意味します。

よって身体と精神に何らかの不調があったり、すぐに疲れたり、いつもどこかが痛かったりする人は、黒い部分のスリーピングマッスルが多いと思って間違いはないです。

その反対に、いつも元気だったり、メンタルが落ちなかったり、怪我などの回復が早く、いわいる不定愁訴などとは無縁の人は白い部分の活性筋肉の割合が多い人である、と見てこちらも間違いはないはずです。

ではどうすれば黒い筋肉=スリーピングマッスルを覚醒することができるのか?その方法をお教えしましょう。

 

ファンクショナルトレーニング=体の機能性を高める運動、を念入りに行うことです。

ちなみに私のトレーニングの核はこのファンクショナルで構成されてます。

 

これは各個人により必要な運動とその順番が異なりますので、一概にこれです!という提示は難しいですが、なにか一つ!といえば、万人に効果のある簡単な運動は「逆立ち」です。

逆立ちは間違いなく誰でもスリーピングマッスルを覚醒させる効果があります。

やり方もたくさんあるので、体力に合わせて気持ちよく行うことです。

 

それでは本日のブログのまとめです。

 

『体の中の眠っている筋肉を覚醒せよ!それだけでフィジカルもメンタルも飛躍的に高性能になる!』

 

以上です。

 

次の筋肉ブログもお楽しみにしてくださいね!

 

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