腹筋してもお腹の脂肪は無くならない

筋肉

 

今日は「お腹の脂肪をとりたくて毎日腹筋しているのですがヤセませんww」

 

という鉄板の質問についてお答えします。

 

『残念ですが、腹筋してもヤセないしお腹の脂肪も減りません!』

 

これが答えです。

 

なぜならば、筋肉運動は筋肉を増やすための運動で、筋トレしても実はあまり消費カロリーは高くないからです。

 

 

脂肪を落とすためにはダイエット、摂取カロリーのコントロールが必要です。

 

 

ここで抑えておきたい大切なポイントを一つ。

 

カロリーコントロールのために食事を減らすだけのダイエットで痩せた場合、まず一番最初に体からなくなるのが水、その次に筋肉、最後に脂肪です。

 

なぜそうなるかといえば、ダイエット中は消費カロリーより摂取カロリーの方が低くなる、イコール、体は飢餓状態になるからです。

飢餓状態に置かれた体にとって有益なエネルギー源である脂肪は最後まで無くならない。

しかし脂肪がなくなるまでに多くの筋繊維が分解されてエネルギーとして使われます。

なぜなら必要最小量以上の筋肉は体にとって無駄な組織であるからです。

 

そうなると見た目は体重が減り、脂肪もなくなり、ウエストも細くなりますが、体内では多くの筋肉が失われた状態で、ダイエット前より基礎代謝が低い状態にアンセットアップされてしまいます。

 

よってダイエットやめると必ず太ります!

絶対に太る!!

これは古代ギリシア以降〜現代までの『数え切れないほどのダイエッターの屍』と、現代もあなたの隣にいる『大量のダイエットノマド』たちが証明している、揺るぐことのない、確固たる事実だからです。

なんせ「ダイエットで成功を収めるには東大に合格する数十倍むずかしい!」と言われているのですから(あなたは悪くない!安心してくださいww)。

 

ここではっきりとしなくてはいけません。

ダイエットでの成功とはどのような状態が成功と呼べる状態かおわかりですか?

 

ダイエットの成功とは『目標体重のまま1年間を「無理なく」過ごすことができて初めてダイエット勝利者!』と呼べる。

 

すなわち「目標体重のまま普通に無理なく生活していける生活習慣が身についた状態」がダイエットに成功した状態!となるんですね。

 

○○ザップなど今流行のガチトレ + ガチの食事制限を2ヶ月でバリバリに仕上げた体のほとんどは1年後にどうなっているのか?検索すると悲惨な結果がたくさん出てきます。半年に1回60万円を払い続ける経済力と2ヶ月間の苦しい食事制限を続けられるのであれば選択肢として悪くはないかもしれません。あとほぼ無理ですがその後は自分でなんとかします!って本当にできる人なら。

 

話がずれてしまいました。。

 

痩せたいのであればまずは摂取カロリーを消費カロリーよりも減らすこと。

 

そして筋トレをして筋肉量を増やすこと。

 

そして有酸素運動を行いファットバーニング効果を高めていくこと。

カッコよく、リバウンドしないように、生理学的、解剖学的に正しいダイエットを行うにはこれ以外にはありません。

 

もう一度言います。

これ以外にはないのです!

 

それでは今日のブログのまとめです。

 

 

『ダイエット期間を近視眼的に設定しないで、カロリーコントロール&筋トレ&有酸素運動を行いながら、たとえば1ヶ月1kg/1年12kgくらいの中〜長期的な目標設定をして、ベスト体重&自分史上最高にかっこいいカラダを維持できる「生活習慣」を培うこと。』

 

以上です。

 

次回の筋トレブログは「かっこいいお腹を作るための筋トレ!」です。

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