ちょっとお腹周りが気になる!という人の間では「糖質制限」が一般的になってきました。
あまり長期に糖質の制限をすると、糖質に対する対応性が低くなり、糖質の処理がうまく出来なくなる傾向に働くので、長くても2週間ぐらいが糖質制限には適した期間です。なぜなら糖質は3大栄養素の一つ、とても大切な栄養素だからです。
ただここではっきりとさせておかなければいけないのが、同じ糖質でもお菓子系〜お砂糖を抜くというのは大前提で、ここでいう糖質制限というのは主食にあたる炭水化物の制限を意味するということです。炭水化物を抜いてお菓子を食べるのは重大なるルール違反!と心得なさい!ということで、今日のお話は「ヤセたいならカロリーコントロール!」です!
糖質は体にとってガソリンに相当するので、食べた分だけ体を動かして消費すれば太りません。活動量以上に摂取した糖質が中性脂肪となりデブの元になる。よって食べたら動くべし!特にスクワットなどの質量の大きな筋肉を動かして筋グリコーゲンを枯渇しておけばなお良し。
糖質制限をした人なら経験があると思いますが、1週間くらいで3kgくらい減量できますね。これは糖質がグリコーゲンとなり筋肉中に取り入れられるときに、グリコーゲン1に対して水4の割合の含水量を伴って吸収されたこの「水分」が、糖質が枯渇して筋肉中から使われるときに放出された「水分の重さ」なのです。
脂肪燃焼はそう簡単には起こりません。緩やかなインターバル歩行や軽めのジョギングなどの心拍数があまり高くならない程度の運動を40分以上行い続けて初めてファットバーニング=脂肪燃焼が引き起こされます。
炭水化物を制限する糖質制限は2週間、その後はカロリーコントロールが効果的です。
タンパク質と炭水化物はともに1g/4kcal、脂質は1g/9kcalもある。よって食事をできるだけ低脂肪食に切り替えるだけでカロリーを抑えることができます。
でも脂質もとても大切な3大栄養素ですので取らないとまずい。その場合には良質の脂質を取るように心がける。そうです、オメガ3系の脂質ですね。
なおかつ総食事量を現在の3割減の7割程度に抑える。辛いのは2週間だけ。すぐに慣れますから。
これで確実に痩せていきます。
それでは今日のブログのまとめです。
『糖質制限するなら砂糖は厳禁!炭水化物制限は2週間。その後はカロリーコントロールと緩やかな有酸素運動でファットバーニンすしなさい!』
以上です。
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