転倒と顔面殴打の回避策

健康

人生100年時代。そこまで生きなくても、いつまでも元気に過ごしていくために必要となるのが、歯と足が丈夫であること。最後までなんでも食べられて、好きなところへ行けるのかいけないのか!というのが人生を謳歌するためには必要不可欠。そして歳を重ねるごとに重要となるのが転ばないこと、イコール転倒防止です。

ということで今日は転倒についてのお話です。

転ぶと手首や肘や肩、脚や背骨などいろいろな骨が折れたりします。

骨までは折れなくても後期高齢者になると転んだ時に顔面を殴打するようになります。

歯が折れたり、目の周りに青タン作ったり、顔面擦りむいたり、打ちどころ悪いと頬骨や眼窩底やらいろいろな顔の部位を骨折したりするのは辛すぎます。

転んで顔をぶつける原因は大きく二つあり、一つは咄嗟に手が出ないこと。二つ目は手は出ても腕力がなくて体を支えられなくて顔面を打ってしまうことです。

その予防策というか解決策としてとして、50代くらいから始める運動を紹介します。

その転んでも顔面から激突しないための運動とはズバリ「腕立て伏せ」です。

腕立て伏せの効果は胸の筋肉とともに、腕を伸ばす働きをする上腕の後方にある「上腕三頭筋」という筋肉を強くする効果があります。

そうです、女性が「振りそで」とか言いながら腕を振ってタプタプさせる筋肉です。ここの筋肉は日常でほとんど使う機会がないため、若い女性でも筋肉量が著しく減少して「振りそで」現象が生じる。若くても振り袖なわけですから高齢になれば腕を伸ばす、すなわち転んだ時に腕を突っ張る力などはほぼ期待できない。しかし不意の転倒時に顔面お岩さん状態にしないためには腕っ節の力の強化が必要である。

ということで高齢者でもできる腕立て伏せのやり方を紹介します。

まずはこの写真のようにうつ伏せに寝て、胸の横に手を置きます。

そして息を吐きながら上の写真のように腕の力で上体を起こしていく運動を繰り返していきます。

10回を1セット、最初は朝昼晩で1セットづつ。なれてきたら20回1セットとして2〜3セットできるように頑張ってください。

毎日3ヶ月も続ければ下の写真のように膝をついての腕立て伏せが3回くらい出来るようになれば合格!大したものです。

また違う腕立て伏せのやり方も紹介しておきます。

立ったままで行う腕立て伏せです。

壁から少しな離れて息を吸いながら肘を曲げて顔ではなく胸が壁に近づくように力を入れて、息を吐きながら肘を伸ばして元に戻る。

これでも十分に押す力の強化運動になります。

 

それでは今日のブログのまとめです。

 

『顔面を地面にぶつけないように今日から腕立て伏せをして腕っ節を強くしておくこと!』

 

以上です。

 

毎日頑張ってください!

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