生活の質を低下させる「頭痛」をやっつけろ!

整体

僕も年に数回は頭痛に悩まされる時があります。あれ辛いですよね(><);; あんな不快な頭痛が頻繁に起きたら・・・

今日はクォリティ・オブ・ライフ/生活の質を著しく低下させる頭痛のセルフケアについてのお話です。

頭痛で一番多いのが緊張性頭痛、その次に多いのが偏頭痛です。痛みの種類は圧迫感や絞扼感で、軽度から中程度の締め付けられる様な痛みを訴えます。痛みは両側性であることが多く、何度も繰り返すものや長時間痛みが持続するのもなど多種に渡ります。ですが症状的にはどちらかというと穏やかな部類に属し、日常生活に支障をきたすほどのことでは無い場合が多いとされています。緊張性頭痛を引き起こす原因は首の筋肉の緊張、肩や肩甲骨部の緊張、上部胸椎部の緊張などが血流を阻害して痛みが生じると言われており、整体の最も得意とする頭痛です。

 

次に偏頭痛ですが、男女比で見ると女性が約3〜4倍多く、好発年齢は20〜40代で最も多く発症し、就労年齢で多発するために社会経済的な問題となっている厄介な頭痛です。痛みは、中等度から重度であることが多く、発作時には寝込んでしまうこともしばしばあります。睡眠不足や、肩こり、過労、眼精疲労などが偏頭痛の発作の誘発因子となります。上記の緊張性頭痛の場合には上背部位を弛めると結構すぐに痛みがなくなるケースが多いのに対して、偏頭痛の場合には慎重に下肢の緊張から施術していかないと逆に痛みが増してしまう場合があります。

頭痛はほぼこの2種類が多いのですが、何度も頭痛を繰り返す頭痛持ちの人は一度脳ドックを受けられることを進めます。MRIかCTの画像検査ですが小さな脳梗塞や動脈硬化などもわかりますので安心のために検査をしてください。たまに顔面に痛みが生じる三叉神経痛のケースがあり、この場合には顔面神経麻痺のリスクがあるのでこの場合にも早急に頭痛専門医にかかる必要があります。

検査をしてめでたく頭蓋骨内〜脳の血管に異常などが無い場合には整体療法がとてもお役に立てます。

 

また自分で頭痛をなんとか出来たらいいなと思う人も多いと思います。その場合のセルフケアの方法をお教えします。

まず下記の写真の様な「コブラのポーズ」を顎を上げ首の前を伸ばしながら深く深呼吸を繰り返してください。顎を上げると頭痛がきつくなる場合には下を向きます。次に左右を向いて呼吸を続けます。そして左右に倒して呼吸をします。

 

次は体を捻って深呼吸をします。お尻の筋肉から背中の筋肉、肩や首の筋肉をしっかりと引き締めて背骨の捻じりを徐々にキツく絞り上げていきます。呼吸は吐く息を長く保ちながら。

次に片腕〜半身を息を吸いながら真上に伸ばして脱力して一気に息を吐く。左右5回ずつくらい繰り返します。

テニスボールを肩甲骨と背骨の間に入れて少しずつ移動させながら深呼吸するのもとても効果があります。ですが頭痛が酷ければひどいほど肩や首は直接刺激すると痛みが強くなるリスクがあります。全般的に言えることですが、肩や首を直に刺激しないで体全体を緩める方向で動かしていくと痛みの緩和に成功する率が高くなりますので試してみてください。

 

それでは今日のブログのまとめです。

 

「頭痛は体全体を緩めて、最後に肩〜肩甲骨を弛めると楽になる!」

 

以上です。

 

次の整体ブログは40肩、50肩の治し方です。

 

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