コロナワクチン・肯定論と陰謀論

健康

ここ世田谷区でも高齢者のワクチン摂取が進んでおります。

副反応は人それぞれ、まったく何もなかった人もいれば、痛くて寝返りが打てない、服が着れない、熱が出た、などいろいろです。

よく「先生は打たれますか?」と聞かれますが、今までインフルのワクチンも打ったことないし(かかった事もない)、心情としてはあまり打ちたくないかな。

でもワクチンパスポート制度などが出来て、打っていない人は飛行機に乗れないとか、レストランに入れないなどの流れになったら、またマスクと同じで打っていない人が非常識な目で見られるようになれば、他人に不快な思いを抱かせないために打つと思います。

ワクチンに関しても賛否両論ありますね。

人はそれぞれで、様々な意見があってもちろんだと思いますが、ネットで拡散されている陰謀論的な意見を鵜呑みにしてにワクチンを否定する人も一定数います。

先日聞いたワクチンに関する情報で「なるほど〜!」って思ったことがあるので述べてみますね。

ワクチンの主な製造国ってアメリカ、ロシア、中国、イギリスの4カ国です。

この4カ国に共通するのは、いずれも軍事大国であると言うこと。

そうです、この4国はバイオテロに備えてありとあらゆる治療薬やワクチンの開発に日頃から取り組んでいた。

我が国でもオウム真理教によるサリン事件がありましたが、いつなんどき敵対国やテロリストからバイオテロを仕掛けられるか分からないですから、当然のリスク管理ですよね。

よってある程度の基礎研究の土台の上に今回のコロナ対策が適応されたのでこの短期間でワクチンの製造が間に合った、と言うのだ。

これはとても納得できる。

そして狂犬病を例にとり、日本では毎年狂犬病のワクチン摂取を義務付けているから戦後1匹の狂犬病の発症はない。

天然痘然り、結核然り、ワクチンが作られる以前は不治の病と言われていた伝染病の恐怖から私たちは逃れ、安全に毎日を過ごしているではないか。大切なのは治療薬ではなくワクチンなのだ!と言うのである。

至極もっともな理論です。

深く納得してしまいました。

 

ワクチン打とう。

でも打つならファイザーのワクチン打ちたい。

今は子供の時からいろいろなワクチンを摂取してほぼ伝染病にはかからないんですよね。

でも僕が子供の頃は、近所の子がおたふく風邪や水疱瘡などにかかると「行っってもらっておいで!」って、わかりかすかこの感覚の違い。子供の頃かかる何種類かの伝染病は、同じかかるんだから早くかかっちゃいなさい、って言う世の中だったんです。実にのどかです。

しかしなぜか僕は麻疹だけはワクチンを接種されたらしく罹っていないんです。

数年前にはしかの集団感染があった時にヤバイな〜っと思って抗体検査を受けたのですが、確か数字が11を下回るとヤバイと言う値だったのですが、僕はなんと500くらいありました(笑)。

職業柄、毎日多くの人たちに接していますが、日本ではほぼ麻疹は絶滅病原体だからここでは関連がない。しかし毎年のように東南アジアをはじめ、昔の日本同様、国自体に普通に麻疹などが蔓延している国に旅行に行っていて知らぬうちに病原体に感染〜発症はしないが抵抗力が高まっていたのだと思います。

集団感染した若者たちは、子供の頃打ったワクチンが暴露することなく成人以降まで過ごしてしまったのでしょうね。無菌状態できれいな生活ばかり送っていると自己免疫はサボるばかりで抵抗力を失うと言う顕著な症例ですよ。

免疫系を強化するためにはいろいろな菌やウィルスと戦わせなければ防衛力は弱まるばかり。

TVの無責任な情報に惑わされないように、できる限りの情報を集めて精査し、「だから自分はこう思うし、このようにする」と言う自己責任の上に成り立つ大人の対応がスマートだと思う。

国のコロナ対策も、五輪に対しての対策も、個人個人の対応も、未成熟というかなんかちょっと違うんじゃないか?って感じるこの頃。この国民あってこの国あり的な世の中ですな。僕もその国民の一人ですけどw

早くコロナが終息して平和な世の中が戻りますように。

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